ベジタリアンの卵はベジタリアンの人が食べる卵という意味ではありません。(無論ベジタリアンの方にも是非食べていただきたい卵ですが)

きらく庵の鶏は魚粉など市販の動物タンパクを食べていません。魚粉を与えなければ駄目だと専門家に言われますが、今まで飼ってきた鶏は、5年間そこそこ卵を産みつつ"けてきました。産卵率は良くないかもしれませんが、魚粉の代わりに有機野菜を毎日飽食し、生臭みの無い卵を産みだしてきました。人参、さつまいも、カボチャ、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜など兎に角、たくさんの有機野菜の植物タンパクを活かしてきたと考えられます。

今年の春雛は人参とズッキーニのみじん切りを争って食べています。ズッキーニをこれ程たくさん食べて大きくなった鶏はイタリアにもフランスにもいません、と思います。

自家配合の餌は生米ぬか、乳酸発酵モミガラ、くず小麦、くず米、カキガラ、くん炭、それに食べきれない程の有機野菜の残材です。夏はトマトやカボチャ、秋は人参やサツマイモ、冬は蕪とブロッコリー、そして緑の葉物は一年中。

ベジタリアンの卵の特徴は、癖のないさっぱりとした味と滑らかな舌触りです。卵の黄身は鮮やかな黄色で食べる野菜で変わります。ホイップすると泡立ちできめ細かさが良くわかります。シンプルなシフォンケーキでお試しください。

ベジタリアンの卵出荷中 6個入り 300円

 

有機野菜を毎日食べている鶏は、人見知りせず、子供の後を追いかけて小走りについてくる。

まるで一緒に散歩してる様に。(本当はただ腹を空かせて餌が欲しいだけ。)

46羽のメスに、雄鶏は年老いた1羽のみ。

この雄鶏は毎日餌や水をやる人間に後ろから襲いかかる。

対抗心からか、ただの間抜けなわからずやか。

不思議な事にこの年老いた1羽の雄鶏がいると、46羽の群れが喧嘩もせず、

今まで1羽の雌鶏も犠牲になっていない。(何らかの理由で弱った鶏は忽ち皆から襲われ

最後に死ぬ。)年老いても其れなりの役がある。どちらも自然界の生き物の掟。

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担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。