夏の野菜料理に欠かせないズッキーニの収穫が始まりました。毎朝午前中に手で受粉し、4〜5日で食べ頃となります。カボチャの仲間ですが、果肉の柔らかい内に食べます。30年以上前、初めて東京の市場に出荷したころは日本在住の外国人しか食べていませんでした。
個人経営のフランス:イタリア料理店が、日本に定着するのに合わせてハーブと共にズッキーニも普及してゆきました。今では地方都市のスーパーでも見かけるようになりました。
ズッキーニは鮮度が命。収穫後1週間も経つと苦みが出てきます。スープ、煮込み、炒める、焼く、蒸す、揚げる、なんでも合いますが、新鮮なズッキーニを輪切りし、
ニンニク、タイム、塩コショウでオリーブオイルで焼く。
シンプルで味わい深い一品となります。
ズッキーニは長い梅雨時に雨に当てず、樹勢を維持できれば秋まで次々新芽が延び収穫できます。