出勤前、息子(2歳11ヶ月)をビリビリと叱りとばし、保育園に送る車の中でも私の怒りは収まらず、カッカカッカしながら畑に出た。
最近の朝一番の作業は、ズッキーニの受粉と収穫。
いつものようにカゴとハサミと軍手を持って、ハウスに向かう。
キーキー言うハウスの戸を開けると、黄色いズッキーニの花や、「食べて〜」とは言わないだろうけどブリンと大きくなったブロッコリーの濃い緑、朝のちょっと湿った土の匂い、ハウスの後ろの川から吹く風の涼しさ、そういうものが一気に私の中になだれ込む。
受粉のための雄花を探してズッキーニの横を歩いているうちに、気がつけば私の中にあったはずのカリカリ、ムカムカがどこかに行ってしまった。
う〜ん、畑に癒されてるかも?!と感じた朝だった。
でもこれ、さすがに農薬バンバン撒いて、化成肥料でガピガピになった畑じゃあ、癒し効果も半減しちゃうんじゃないかな・・・、苦労は多いけど無農薬有機栽培のご褒美はこんなところにもあるのかも・・・と思ったりもした。