先日、友人が収穫した「きぬさや」をどっさり持って来てくれた。

お味噌汁かなんかにちょこちょこと使うような量ではないので、はてどんなふうに料理しようか・・・と冷蔵庫をのぞく。

フムフム、出荷ではじかれた小さな小さな新じゃが発見。大きな葉っぱに隠れて収穫しそこねた巨大ズッキーニも転がっている。その日は週末。私が唯一のんびりと楽しんで料理ができる時でもある。ちょっとお疲れ気味で元気もない。

 

そんなときは・・・迷わずカレー!!!

赤唐辛子、クミンシードとマスタードシードの香りを移すように鍋の中でチリチリやって、新ジャガを炒める。

次にズッキーニを加えて、だいたい火が通ったところできぬさやとショウガのすりおろし、トマトを少々加えて、さらにパウダースパイスを投入。コリアンダーとターメリック、レッドチリパウダー、Myブレンドのガラムマサラ、そして塩。

焦げそうなら、少しだけお水を加えてもOK.

蓋をして蒸らすように弱火で待機。

インドの安い食堂で出てくるようなサブジー(汁なしのカレー)の出来上がり!

ついでにタマネギをじっくり炒めて11種類のスパイスで煮込んだひよこ豆のカレー(チャナマサラ)も作ったら・・・親子二人で食べるのはなんだか寂しくて、きぬさやの友人と、そのまた友人を呼んでちょっとしたカレーパーティー!!

 

きぬさやの友人が「あ〜、わたしの野菜がカレーになってわたしのお腹に帰って来たわ〜」と叫ぶ。

 

一同、「正しく循環してるわね〜」と妙に納得する。

鍋一杯のカレーはキレイに皆のお腹に収まった。

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担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。