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コリアンダーの自家採取種子。コリアンダーはセリ科の一年草。春に種を蒔けば初夏に花が咲き、秋遅く種取りができます。秋まきで越冬した株は春開花し、夏に結実します。(梼原)
タネは丸い殻の中に2粒ありますが、殻が固いため発芽をよくする為殻を割って(叩き割る)播種します。発芽は1週間から10日かかります。また夏の暑さに弱いため冬暖かい所では秋まきがおすすめです。
種子は甘く刺激的な心地よい香りです。ヨーロッパではスパイスとして種子を使います。お菓子や、お酒の香り付、肉料理の香り付けに使われます。

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コリアンダーの葉は種子の甘い香りと違い、カメムシ臭のような強烈な臭いが特徴です。この匂いが好きな人は中国や東南アジアに多いようですが、日本でも病み付きになる人が増えてきました。トムヤムクン、生春巻き、中華料理ではスープ、お粥、麺類などに多用されます。
写真の種子と大きな緑の株は、葉を主に使う香菜です。種子を主に使うヨーロッパのコリアンダーは大きな株になりません。

 

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担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。