四国高知の山奥、檮原の今年の寒さは峠を越したかもしれません。天気がたとえ悪くとも冬至が過ぎ、少しづつ日が長くなるのが実感できます。大陸からの冷たい寒気が北西の風に運ばれ、四国カルストから吹き降ろしてきますが、少しでも陽が当たるとハウスの中は春の陽気となります。(あらゆるものが爆発始めた中国からの汚染物質が日本を覆い尽くし始めましたが、取りあえずロカヴォの葉物は無加温のハウス栽培ですから少しは安心です)
太陽の光なくして生きて居られないことを改めて思い知るのも悪くありません。
厳しい寒さと、弱く少ない冬の太陽の光の中で野菜を栽培してみると、野菜たちがどんなに太陽を求めているかがよくわかります。悲しいかな今の多くの人々が太陽を求めて毎日を生きて居るとは、とても見えません。
生き物の種をまき、育て見守り?何が起きてもまた種をまく。生き抜くための食べ物を作り続ける百姓は、そもそも職業などではなく、太陽の光や、土や空気や水などと同じでその小さな一部にすぎないのかもしれません。お金に縁がないのも道理かもしれません