ヘチマは生き物?

2019.6月の水不足、7月の大雨高温日照不足、8月の台風大雨。地球規模の異常気象はもう誰にも止められません。亜熱帯性のヘチマはとても元気。5月種蒔きした写真のヘチマはすでに6M超え、黄色の大きな花には毎日大きなミツバチやハエが群がっています。
無加温ハウスのヘチマはまるで生き物?のように(動物のように)先端の長い蔓を空中に伸ばし
手探りしながら10mを超える重く長い自身の身体を支える何かを求め暗闇で蠢きます。
2019.6月の水不足、7月の大雨高温日照不足、8月の台風大雨。地球規模の異常気象はもう誰にも止められません。亜熱帯性のヘチマはとても元気。5月種蒔きした写真のヘチマはすでに6M超え、黄色の大きな花には毎日大きなミツバチやハエが群がっています。
無加温ハウスのヘチマはまるで生き物?のように(動物のように)先端の長い蔓を空中に伸ばし
手探りしながら10mを超える重く長い自身の身体を支える何かを求め暗闇で蠢きます。
写真左はニガウリの雄花 右はヘチマの雄花
「世界一小さな美味しい植物園」 今年の夏のハウス内は日陰で40℃、直射日光下では50℃以上。
亜熱帯性ニガウリもヘチマもさすが暑さに強い。夏の果菜類が皆着果しないなか、正常に着果生育したヘチマは、焼け付くハウスの屋根の下で、草丈既に15m以上、沢山の果実をぶら下げています。
完熟したヘチマの果実から今年は沢山のたわしが採れます。勿論種子も。
40年以上前、アーテチョークを見にサンノゼから車を飛ばしメキシコ国境近くまで。
荒涼とした日照りの農地一面見渡す限りのアーテチョークが。
日焼けしたメキシコ人が籠を背負い収獲中。缶詰にして輸出されるとの事。
当時日本では生のアーテチョークは貴重品。丸ごと茹でて大皿に。ガクを1枚剥がして根元の膨らみを歯でしごくと、なんとそら豆のような感触。ガクの根元はアッという間に無くなり、冷えた白ワインを一口。花弁の台座のでんぷん質は熔かしバターをかけスプーンでパクリ。ワインをゴクリ。
夏の贅沢な一皿です。(今年は種取用に4株だけの栽培です)
4月のスイスチャード 3月4月は冬野菜から夏野菜に切り替わる端境期。氷点下の気温から日照時間が延び気温も昼間は上昇し秋蒔きの葉物類が一斉に開花(トウ立ち)します。スイスチャードは西洋の不断草。アカザ科でビーツの仲間。日本の不断草は名前のとおりいつでも食べられる便利な葉物で、ちょっと泥臭い風味が特徴ですが、スイスチャードは癖もなく、色もカラフルで加熱しても奇麗な色も残ります。軽く炒めても煮込んでも美味しい。もちろん栄養価も高い野菜です。
エアルームトマトー真夏のサラダ
頭がくらくらする炎天下、夏のトマトサラダはエアルーム種(固定種)。写真の赤トマトは桃太郎系の固定種ーアロイトマト。緑トマトはチェロキーグリーン。皮をむきざく切り。玉ねぎはみじん切りで、軽く塩を振り水出し後、柿酢(自家製)を加えしばらく静置。最後にバジルの葉をざく切り。
ボールにトマト、タマネギ、バジルを入れサッと混ぜ皿に盛り付ければ出来上がり。
冷やしても常温でも美味しい。(香りのよいオリーブオイルを加えても、チーズを加えても勿論良い。)
粗塩以外はすべて自家製。これが更に美味しさを引き立てる。
(今年の夏は梅雨明け後の日照不足と異常高温で大玉トマトはほぼ全滅。自給自足の有機農業の現実には頭がくらくらの夏がまだ続きます)
エアルームミニトマトパック
インゲン黄色
黄色のインゲン:この品種は加熱しても黄色のままです。緑のインゲンは7月下旬から
80g入り 150円
早生のタマネギ初収穫(5/末)です。標高が高い茶や谷の畑で、明け方は10℃以下、日中は30℃の高温続きで良く乾燥し綺麗な玉になりました。3000円セットのお客様に1袋入ります。
赤玉ねぎも収穫が始まります。
松原農場の生姜を収穫しました。生姜は寒さに弱く強い霜に当たると葉や茎が腐り、やがて地中の生姜まで茶色く変色しブヨブヨと腐りはじめます。
新ショウガは辛味もマイルドですから、薄切りにし味噌をつけ新米の熱々ご飯に載せ頬張ると新鮮な刺激が味わえます。薄切りスライスを甘酢に漬け込めばガリに、砂糖漬けや生姜シロップも寒い冬に欠かせません。
エアルームトマトを片づけ通路に入れ、その上に菌床さらに萱を乗せ米ぬかを撒き灌水。トマト跡の畝には十分灌水を繰り返し米ぬかを撒き、種まき、或いは定植。長期間トマトが栽培されたため、蛾や蝶の類の幼虫が多発。土にはダンゴ虫がトマトの果実をエサに大発生。人参、レタス類、ホウレン草、小松菜など次々食われ全滅のものも。それでも諦めずまた違う品種を種まき、定植を繰り返し、ようやく残った野菜達が優勢となり害虫も減り、10月下旬頃から収穫も始まりました。
写真は11月20日。自分でも何がどこに在るのかわからないぐらいですが、ハウス内が緑で一杯になって来ました。今月の有機野菜は何種類か分かりません。
黒皮の鉄兜がごろごろ。平均果重2kg。松原農場10月23日現在朝の低温(10℃以下)でも、枝葉は元気でカボチャも土手や道路にごろごろ転がっています。キュウリやメロン、スイカなどウリ科の台木として売られているカボチャですが、完熟果を収穫後1ヶ月以上乾燥保存したモノを食べてみると、美味しい。果肉は厚くオレンジがかった綺麗な黄味色。甘みもあり滑らかな果肉は、焼いて或いは蒸してそのままで充分カボチャの味を堪能できます。
梼原町四万川地区に昔からある伝統品種ー四万川瓜。地元で夏の瓜と云えばこれです。半白タイプで太く黄色く熟してから食べます。
勿論未熟果も食べますが、丸々太った完熟果の方が香りが良い。
皮を剥き縦に反割り、種抜きしてからスライスし軽く塩揉み後、甘酢に。少し厚めに切りごま油で炒め中華風に、あんかけも美味しい。果肉はきめ細かく滑らかでどんな味付けにも馴染みます。
四葉キュウリ。見た目は表面にイボイボがいっぱいで食べ難そうですが、皮は柔らかく歯応えはカリッと味も良い美味しいきゅうりです。
30cmを超える長さで迫力があります。特に漬物に最高の品種。
皮が薄く果肉も柔らかい為輸送に向きません。新鮮なものをすぐ食べてください。
5/25草丈約1.5mの成長点の葉先には、朝、水滴が綺麗に並んでいます。根が勢い良く土壌水分を吸い上げている証拠です。
健康に育った野菜は美味しい。
年末に定植したコラードが4月の春の暖かさに、突然大きく成長をはじめました。大きな葉は柔らかく苦味もなく微かに甘みもあります。
コラードは「結球しない」キャベツの仲間ですからキャベツ同様旨味があります。
使い方は色々多彩。塩揉み、せん切りでサラダ、炒め物、煮込み、蒸し焼き,
餃子にたっぷり、などなど。沢山食べたい野菜のひとつです。
サボイキャベツ。縮緬キャベツとも呼ぶ。葉の表面に縮緬のような凹凸がある。
ハウス内で乾燥気味に育てたので見た目通りバリバリと固く葉も厚いが、良く火を加えると柔らかく美味しい。ロールキャベツにお薦めだが、炒め煮、スープ、鍋物などにも良い。
生育期間が長く冬場の寒い檮原では、ハウスの中で大きく居座り続けるサボイは商品とはなりにくい。
写真はどちらもケールです。
ワイルドガーデンケール。綺麗にフリルが付いたモノやフリルの無いモノ、茎や葉脈が赤紫やグリーンなモノなど様々ですが、見た目の綺麗なフリル付きの赤紫を選抜していくつもりです。
美味しい食べ方はケールと同じ。ザクザク刻んでニンニクと一緒に強火でオリーブオイルで炒めるのがシンプルで美味しい。軽く炒めてから煮込んでも。
勿論スムージーでも、千切り塩揉みの生でも味が良い。
冬の有機野菜3000円セットは、里芋、ゴボウ、人参、こかぶ、ラディシュ、コールラビ―、ビーツなどの根菜と青ネギ、菜花、水菜、壬生菜、小松菜、ホウレン草、紅法連、サラダボール、サニーレタス、レッドロメイン、カタローニャ、エンダイブ、エスカロール、ワイルドケールなどの葉物と、生姜、ニンニク、フレッシュハーブなど10点以上、
5000円セットは12点以上をお送りします。また、ご希望により小豆や石臼挽きの新蕎麦粉、銀杏も入れられます。
全てロカヴォ有機農場産です。
8月、ハウス内の白マルチに定植されたツルなしインゲンが全株1メートル以上のツルを伸ばし、ながい節間に白い花を付け、やがて実を付けました(上の写真)。ツルなしですから本当は草丈40〜50cmで開花し、15cm程のインゲンが鈴なりに節目から垂れ下がります。
8月の長雨と極端な日照不足が原因です。植物は生き残る為に根付いた場所で何とか環境に対応し順応しようともがきます。
日照不足の今年の夏は枝葉を伸ばし少しでも多くのエネルギーを太陽から受け止めようとツルを伸ばしました。花を咲かせ実を付けるよう必死です。命を繋ぐ為の自然の在り様です。生命力の成せる術です。
そんな事を想いながらインゲンを食べると之もまた美味しく食べられます。
ロカヴォのメ―クイーンと結球しない原種に近いキャベツ、コラードグリーン。煮込んでも煮崩れせず、きめ細かなねっとりしっとりのメ―クイーンは、しっかり肉厚のコラードグリーンに包まれてロールキャベツ風料理を喚起させます。
担当:高津
四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。
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