菌核=灰色カビ病
サボイキャベツ

- 全身灰色カビ病に侵されたサボイキャベツ。地際から侵入した菌が道管を通り全身に廻った状態。灰色カビ病は春先と秋、ハウス内が温まり湿気が籠るようなときに多発する。
- 対処法は発病株、枝葉は取り除き焼却する。ハウスの換気を良くし、湿度を下げる
- 予防は土の微生物活性を高め多様な微生物を生かす土づくりを心掛ける。
ブロッコリー

茎の傷口から侵入した菌が菌核を形成し(黒いネズミの糞の様な塊)自身を守りに入った。この菌核は火で燃やすか地中深く埋めるかしないと、水分と温度条件ですぐ活動を始める種の様なモノ。
米糠など微生物が好むエサを常に萱、麦殻、枯れ草などと一緒に土に入れ込む。
冬場はハウス内を全面マルチし、地面からの放熱を押さえ、水分の蒸散も抑える。