生命力のある有機野菜とは、外観が少し虫食いで大きく育ち、如何にも丈夫そうな野菜のことではありません。

鮮やかな色彩、バランスの良い姿、形、個性的な匂い、香り、そしてストレートな味わい。張り切った細胞の歯応えが鮮度の良い証。安全で美味しい有機野菜は美しく、健康的だ。これがささやかな自己主張です。(因みに作り手の百姓(私)は今のところ健康ですが、美しくもなく安全でもありません)

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写真の野菜はミズナと小松菜。強い日差しの夏場は日除けが欠かせません。梅雨時の急な晴れ間が大変。曇天続きの後の強い日差しで、葉からの水分の蒸散に、根の水分の吸水が間に合わずぐったり萎れてしまいます。梅雨時は日除けカーテンを開けたり閉めたり、梅雨明けには管理者が萎れます。

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生育の早い夏場の葉物は一週間毎に種まきします。ほうれん草は暑さに弱いため栽培が一番難しい時。写真右側の葉の色が少し違う二種がほうれん草。暑さに順応できる品種を何時も捜します。

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本も谷農場の人参、牛蒡、タラの木

梅雨時の人参は長雨が続くと根腐れを起こしやすい。

大野ヶ原の山頂からこの畑は足元に視えます。

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担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。