ローゼルのガクは酸っぱい

オクラとローゼルの花-500.jpg

写真左はオクラの花、右はローゼル(食用ハイビスカス)の花
アオイ科 1年草(熱帯では多年草?)

ローゼルの花のガクと花を支えている総苞はジャムやゼリー、乾燥させてハーブティとして利用できます。
爽やかな酸味とビタミンC、カリウムおよび、クエン酸やリンゴ酸をはじめとする有機酸類で、そのおもな作用は新陳代謝の促進、具体的症状としては、疲労倦怠、眼精疲労、二日酔いなどに効果があります(コトバンク参照)


春の朝 元気なボリジは凛としてます

初夏の朝ボリジー500.jpg

4月初旬の朝、産毛に覆われたボリジの葉先、花のがくの先端に水滴が光っています。

一晩中静かな呼吸を絶え間なくしていた証拠、結露です。鮮やかなブルーの開花でこれから受粉し種を実らせる大事な時期、代謝が活発で健康な証拠です。人の健康の証はどこに現れるのでしょうか。

ホップ

ホップ蔓-500.jpg
ホップはアサ科の多年草。雌雄異株。ビールに利用される花は雌花の塊(毬花)。
蔓の成長は早く一日で10cm以上も伸びる。蔓は左巻きで長いものは10mにもなる。
写真は4月末で約2m 。上手くハウスの屋根の漁網ネットに絡まれば、今年は5m以上になり
立派なホップが出来るでしょう。6月下旬か7月には開花期となります。
今年はシェムワ(松原のパン屋さん)のバケットに このホップを沢山入れて焼いてもらいましょう。

ハーブ鉢上げ作業

セージ挿し木ー155.jpg
  セージ苗鉢上げー155.jpg
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3/18挿し木したセージが見事発根。培土はゼオライトと貝化石の粉末でした。

 

4/10鉢上げ。ローズマリー、タイムも3週間程度でほぼ8割が発根しました。

 

無加温ハウス内で越冬したセージは花穂が既に出始めています。花を咲かせず摘み取れば新しい脇芽が出てきます。

ハーブの挿し木の季節です。

発根の早いハーブ
 
発根の遅いハーブ
ハーブ挿し木.jpg   ハーブ挿し木ー200.jpg
  • 右から、ラムズイヤー・レモンバーム・アップルミント・オレガノ・スペアミント


下から、ローズマリー・セージ・
コモンタイム。

ハーブとは何か

「ハーブは人間の生活の場に自生する有用植物の総称です」

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30年前頃、東京や横浜のデパートやイベント会場でなく、ハーブの生産現場(房総半島の山奥)に集客し、直接ハーブに触れ、全身をハーブ(香草)の香りの中に入れる事で感覚を圧倒するーそんな「場」をイメージし、ハーブガーデンをオープンしました。(多分日本で公開された最初のハーブガーデンだと思いますが)

当時自分なりにハーブを定義づけしておく必要があったからです。

大昔から人は、自分達の生活の場に自生する野草や木の実などを利用してきました。食べ物として、或は薬草として、または嗜好品として、多くの犠牲を払いながら。今日まで残し伝承された文化のひとつが、ハーブです。ハーブは日本の各地に、いろいろな民族に、様々な国に独自の文化として今も残っています。

金融資本と云う実体のない商品と情報がグローバル化する今日の世界で、少しでも世界の経済情勢や政治情勢に右往左往せずに、自分や家族、地域の生活基盤が自立できるように、まず食べ物から自給を目指す取り組みが大切だと考えます。

この地に根付く野菜ハーブを、穀物や家畜を求める事。生産を持続するための確かな取り組みには、この点が肝心です。ロカヴォは当面、食べるハーブを中心に、地域に自生する野草薬草の使い方を学びながらその商品化を目指します。


ローズマリー

ローズマリー300.jpgローズマリー  シソ科の多年草(常緑小低木) 地中海沿岸原産。
写真は無加温ハウス奥のローズマリー。寒さに強く根が張っていればマイナス10℃でも大丈夫。水分過剰、高温多湿、酸性土には弱い。
立性と匍匐性があり、花の色も薄紫〜青が普通だがピンク、白などの変種もある。繁殖はさし木が早く確実。春、しっかりした枝先を3〜4pに切り、下葉を取り、燻炭、鹿沼土、バーミキュライトなどに挿す。
冬のハーブと言う訳ではではないが(一年中ある)元気なので。
ローズマリーには強い抗酸化力と防臭効果、抗菌作用があるので、羊などの肉料理には欠かせないハーブ。油脂とローズマリー、ニンニクの組み合わせは基本です。

アメリカ西海岸や南仏、イタリアなどの小さな町の道路や公園、街並みにさり気無く当り前にあるのを見ると嬉しくなります。
利用法は料理以外にもお風呂に入れたり、リンスにしたり、花材、リース、ポプリ、薬用などなど。玄関先に一鉢置いて、朝晩軽く手で触れて挨拶するのが私は好きです。

オリーブオイル、タップリなニンニクスライス、鷹の爪少々とローズマリーの一枝をフライパンで熱し、香ばしい香りが発ったら茹で上げスパゲティーを入れ強火で素早く塩、コショウし出来上がり。

チャービル(セルフィーユ)

cya-biru-300.jpgせり科の一年草 コーカサス地方原産

11月、ハウスの中で生茂るチャービル。夏場、強い陽射しと高温乾燥でほとんど生育しないチャービルが、秋遅く見事に生い茂る。これが適期適作です。薄く柔らかい繊細な葉は香りもマイルド。イタリアンパセリ、チャイブ、マジョラム等と微塵切りにしたチャービル(フィーヌゼルブ)をスープ、オムレツ、サラダなどにふりかければ香りのブーケが楽しめます。

秋蒔きのチャービルは越冬して春、白い小さな花を沢山付けます。種取するなら大株になる越冬チャービルが良いでしょう。ただし交雑の心配がありますからせり科のハーブは近くに植えない事。

 

 

 

http://locavo.net/shop.cgi?class=7%2F1&keyword=&superkey=1&FF=0&order=&pic_only=

ペパーミント

pepa-minnto-450.jpg2013.7.8雑草押さえの為のマルチに植え込まれたペパーミントが生い茂っています。そろそろ花芽が出始める時期です。2日前に梅雨が明け強い夏の陽射しが照りつけていますが、さすがはこの地に根付いたハーブ、急な暑さと強い陽射しに対応出来て元気です。現在ロカヴォの農場には5種類のミントが自生しています。ペパーミント、スペアミント、アップルミント、ペニーローヤルと、もともとこの土地の先住民の日本ハッカ。オーデコロンミントや斑入りのミントなどは雑草やアップルミントなどに押され知らない間に消えてしまいます。ハーブはもともと世界各地の自然条件や人間の生活に活用され見出されて生き残った野草の一つ。現在を生きる人間に必要なものが残り、必要でなくなれば消えてゆく。それでも自らの適応力で生き残るアップルミントなどはやがて人間から見れば害草となり疎んじられる。写真のペパーミントはそのうち摘み取られ乾燥され、ハーブティーなどの商品となり、爽やかな香りが誰かのもとへ届けられます。

ハーブ苗の生産出荷を始めました

 

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スイートバジル シソ科(一年生)
夏のハーブの代表です
チャービル150.jpg
チャービル セリ科(一年生)
繊細な香りと容姿です
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チャイブ ユリ科(多年生)
ネギ臭くないネギ仲間
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イタリアンパセリ セリ科(多年生)
 トマトと相性が良い
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コリアンダー セリ科(一年生)
臭くて美味い匂い!
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セージ  シソ科(多年生)
油の旨味を食べやすくしてくれます


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エゴマ シソ科(一年生)

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スペアミント シソ科(多年生)
 
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セルバチコ アブラナ科(多年生)
 
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セロリ セリ科(多年生)
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タイム シソ科(多年生)
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レモンバーベナ クマツヅラ科(多年生)
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ペニーローヤル シソ科(多年生)
ペパーミント150.JPG
ペパーミント シソ科(多年生)
ホップ150.JPG
ホップ クワ科(多年生)
ラムズイヤー150.JPG
ラムズイヤー シソ科(多年生)
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ルバーブ タデ科(多年生)
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レモングラス イネ科(多年生)
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レモンバーム シソ科(多年生)
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青シソ シソ科(一年生)
 

コリアンダー(香菜)

koriannda-shusi-300.jpgコリアンダーの自家採取種子。コリアンダーはセリ科の一年草。春に種を蒔けば初夏に花が咲き、秋遅く種取りができます。秋まきで越冬した株は春開花し、夏に結実します。(梼原)
タネは丸い殻の中に2粒ありますが、殻が固いため発芽をよくする為殻を割って(叩き割る)播種します。発芽は1週間から10日かかります。また夏の暑さに弱いため冬暖かい所では秋まきがおすすめです。
種子は甘く刺激的な心地よい香りです。ヨーロッパではスパイスとして種子を使います。お菓子や、お酒の香り付、肉料理の香り付けに使われます。



koriannda-300-2.jpgコリアンダーの葉は種子の甘い香りと違い、カメムシ臭のような強烈な臭いが特徴です。この匂いが好きな人は中国や東南アジアに多いようですが、日本でも病み付きになる人が増えてきました。トムヤムクン、生春巻き、中華料理ではスープ、お粥、麺類などに多用されます。
写真の種子と大きな緑の株は、葉を主に使う香菜です。種子を主に使うヨーロッパのコリアンダーは大きな株になりません。

タイム 高貴な香り?

taimu-350.jpg地中海の気候風土を代表するハーブ。ローズマリーとともに肉食好きには欠かせないハーブです。(強い抗酸化力を持つ)

乾いた空気、強い日差し、赤茶けた痩せた大地、ヒツジとオリーブと赤ワイン。そんな空気の中でタイムは高貴な香りを放つ。

日本では、たちじゃこう草、きだちひゃくりこうなどと呼び、織田信長が好んだ香りと思われます。日本で最初のハーブガーデン(薬草園)を伊吹山に作った彼は、私の仕事の先輩です。

写真のタイムは地中海とは全く縁のない、梼原のハウスの中で、朝もやに眠るタイム。

セルバチコ(野生ルッコラ)は暑さにも強いハーブ。

serubachiko-350.jpgロッケットサラダの仲間、セルバチコは野生の多年草。花は4枚の花弁で、黄一色。

殆どのハーブが日本の長い梅雨と、その後の蒸し暑さの中、開花を迎え、多年草(宿根草)でありながら真夏に立ち枯れる。が、セルバチコは刈り採っても次々花を付け、衰えない。

葉肉は厚く、香りも強く、存在感は十分。初めて使うときは少量から。使い方はロケットサラダと同じ。サラダに混ぜる、ピザのトッピングなど。

 

ルバーブ

ruba-bu-350.jpgruba-bu-500.jpgたで科の宿根草。 蕗のように伸びた茎を、ジャムや、砂糖漬けにする。

梼原では4月に地中から、丸く赤い芽を出し、5月にはとう立ちし、花を付ける。

茎を利用するには、このとう立ちの花芽を早めに根元から切る。

花を付けたままでは茎葉は育たない。

ruba-buhana-500.jpgルバーブジャムの作り方は早くて、簡単

大きな葉は切り捨て、茎は皮をむかずにザクザク切る。砂糖をまぶししばらく置くと水分が出る。水分が出たらふたをし、弱火で焦がさぬように加熱。

柔らかくなったら甘さを加減し、煮詰めれば、甘酸っぱいルバーブジャムの出来上がり。好みでレモン汁を加えても良い。

ルバーブ独特の匂いが好きな人はそのままに。

パン、ヨーグルト、パイにあう。

イギリスでは朝食に良く出るとか。

(イギリスにはいった事がない。)

(左の写真は花のつぼみです)

 

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