春~夏の野の菜:山菜:ハーブ&スパイス:果物など

アマガエルの棲む農場には沢山の生き物が生きています

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梼原で初めてのブルーアマガエル

ブルーアマガエルは余りの暑さに蒼ざめている訳ではありません。
 黄色と青の色素を持つアマガエルですが、
 この子には黄色の色素がないので緑色にもなれずブルーのままです。

アマガエルの2つの目は外界の色や形を見ているわけでは無く、
 動きだけを両目で感じ、瞬時に反応する。生きる糧=捕食活動の基本です。

 

だからブルーアマガエルは人間から見ればちょっと異様に見えますが、
 仲間はずれにはされません。

5月中旬 出荷品目は下記の通り

リーフチコリ500.jpg

毎朝鮮やかなブルーの花はリーフチコリ。草丈約1.5M 画面右側は紫インゲン。左側は緑のインゲン。どちらも草丈は2.5Mを超えまだ伸び続けています。収穫はこれからです。

ズッキーニ緑:黄 短根ごぼう ニンジン キャベツ インゲン紫:緑 ワイルドケール カーボロネロ ビーツ 絹さや カタローニャ リーフレタス スイスチャード ほうれん草 小松菜 ルバーブヨモギ タンポポ 三つ葉 野イチゴ イチゴなど。
(下旬頃から収穫予定は 
ミニトマト5〜10種 中大玉トマト5種 食用ホウズキ キュウリ3種 コールラビ―紫:緑など)

世界一「小さな美味しい植物園」

苗などのロゴマーク500.jpg

今日は5月1日、朝の冷え込みもなく午後は真夏のような強い日差しがくらくら目に痛い。今年の夏はインド洋の海水温が特に高く、夏の日本は大雨豪雨災害多発の予報。コロナウイルスのニュースばかりだが、アフリカからのイナゴの大群がパキスタンーインドー中国まで来襲の予感。経済活動の停滞よりイナゴの大発生=気候変動のほうが恐ろしい。現在人類の約40%の人がコップ1杯の綺麗な水をすぐ飲めないそうです。生き物全ては水がなければ生きられない。緑の植物も水がなければ育ちません。お金の力だけでは水も食料も手に入れられない社会が、もう目の前に来ています。

四国の山間へき地の梼原にはまだ山の緑と狭い土壌と水があります。

地産外商や高級?農産物の輸出などではなく、少量多品目栽培でこの地で生産可能な品種を探し、

食べ物の自給自足で取り敢えず心身を満たす。

地球に種を蒔き 発芽した一本の緑の双葉 Locavoのロゴは私のお気に入りです。

アーティチョークが食べ頃です

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4/30日、無加温ハウスで越冬3年目のアーティチョークが食べ頃ですが、今年も種取用で残します。昨年は立派な花が咲きましたが何故か受粉に失敗し、しいなばかりで採種できず。

露地のアーティチョークの大株は未だつぼみは見えず6月頃の予想です。

食用ホウズキ無加温ハウスで越冬

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昨年春に播種した6種の食用ホウズキの1種が無加温ハウスで生き残り、大株のまま多くの新芽を出し果実も膨らみ完熟。小さな種子がいっぱいですが強い甘みと不思議な香りが刺激的です。

レモン花ー500.jpg

レモンは現在2種類開花はじめ。小さな小枝に花が密集。この品種は甘い花の香りが強い

昨年の春ごろ、アゲハ蝶の大きな幼虫がハウス内に発生。一晩でカラタチの葉やレモンの葉を食い尽くし丸裸に。幼虫の写真は撮りましたが、グロで滑稽なほどの彩と大きさに踏みつぶせず、ハウス外の萱場に放り投げました。

1週間前の晴天日の午前中、レモンの小さな木の近くの草むらに、何とアゲハ蝶がまだうまく飛べずにもがいています。突然の発生に躊躇なく足が出て、踏みつぶされたアゲハ蝶は一度も空を羽ばたくこともなく色鮮やかな大きな羽は草にまみれて見る影もなし。因みにアゲハ蝶は種類によって食べ物が違います。カラタチやレモンの葉がなくなると餓死するそうです。そうすることで他の多くの仲間と共存できる道を取る。

腹が空けば何でも食べる「人間」との違いです。食べたいものは自分で作る、この地(梼原町の山間へき地)で栽培できるものを探しその「種」を取り育てまた「種」を取る。肥料や薬などの「商品」を出来るだけ買わず消費しない。それでも「生産者」として生き残れないならば「人類」もおしまいです。

2020/4/上旬 収穫出荷可能品目

2020:4月上旬 現在収穫出荷中の野菜ハーブは以下の品目です

野菜

ほうれん草:紅ほうれん草:水菜:かつお菜:ワイルドケール:カーボロネロ:エスカロール:紅チコリ:リーフチコリ:葉付き大根:プチベール:タンポポ:青ネギ:ラディッシュ3種:ビーツ2種:カタローニャ:紅リーフレタス2種:スイスチャード:三つ葉:絹さや:コラード:葉ニンニク新玉ねぎ:ヨモギなど。

ハーブ

ローズマリー:セージ:イタリアンパセリ:フェンネル:チャービル:ローリエ:レモングラス:

レモンバーム:スペアミント:ペパーミント:スイートマジョラム:クリーピングタイム:ロケットサラダ:セルバチコ:ディル:コリアンダー:タイム:コルシカミントなど。

ヒネ生姜:ドライ鷹の爪:バジルペースト:ハラペーニョソース赤:緑など。

ご注文は¥3000~5000セットでお願いします(送料別) 必要な品目は指定願います。

アーモンド開花

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2020/2/26 アーモンドが早くも開花しました。バラ科の落葉樹で寒さ暑さにも比較的強いですが、写真の2鉢は繁殖用の親株としてハウス内で育てる予定。
露地畑の日当たりの良い場所に2株昨年秋に定植済みですから、こちらは4月ごろ開花予定。
これは3〜4Mの大木になるよう期待しています。

アーモンドは自家受粉はせず?、モモなどと混植が必要です。なお接ぎ木の台木は寒さに強い山桜がよさそうです。

アーモンド:ピスタチオ:カシューナッツ:クルミなどが収穫できれば「食べ物の自給自足」もより現実的に見えてきます。

アボガド開花?

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品種:アボガド(メキシコーラ)樹高約1m 撮影2020/2/9

昨年接ぎ木苗を購入、無加温ハウス2重フィルム内で栽培。最低温度2℃目標で管理。私の予想では明日〜明後日が今季の寒波の峠と判断。写真の果房は頂花で側枝には7個の果房あり。受粉さえできれば秋には完熟果が食べられます。現在日本の市場のアボガドは完熟果は殆どなく、品種も1種類だけ。ロカヴォは無農薬無肥料:土壌や作物に一切の添加物を加えていませんから文字通り「自然栽培」 梼原町の松原農場で高価な施設に頼らず、露地栽培で初期投資も掛けず自力で収穫まで出来れば老後の長い人生も気持ちよく過ごせそうです。

柑橘類は台木と接ぎ木技術さえ獲得できればほぼ大丈夫と楽観しています。柑橘類は約30種、熱帯果樹は約10種。今年の秋には自給可能かどうか大体めどは立つと思います。
植物は「万能細胞」動物の万能細胞は「受精卵」のみ。人間から微生物まで、地球上のあらゆる生き物の究極の食べ物は「緑の植物」です。現在までのところ地球上の緑の植物はまだ日本には残っています。生きている「土壌」があるからです。都市はその土壌をコンクリートなどで出来るだけ覆いつくしています。今話題の「ウイルス」は世界的な広がりを見せています。「消毒」や「隔離「」や新しい「薬」で抑え込もうと必死ですが、彼らの人生は人間の人生の1分にも満たない?現在人間の世代交代は早くて30年。平均値ではもっと長い。新しい細菌は殺せば殺すほど生き残りを賭けて新しい細菌を生み出します。
(続く)

コラードと梅ノ木の挿し木ー植物は万能細胞

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5〜6年前四万川農場に植えた梅ノ木が今年も花芽を付け春を待っています。
松原農場に移植を予定しましたが堀上が大変。挿し木で増やすことに。
昨年末の12/27日、花芽の付いた大きな枝を2本刈り取り、15cmぐらいにカットし温床苗床に挿し木。(地温20℃設定ー畑の土に電熱線埋め込み)
2020.1.17日現在、花が次々に開きすぐ落花。未だ発根してないので細く短い枝の水分(栄養分)だけでは開花ー受粉ー実付きまで出来ませんが未だ枯れてはいません。
もし2カ月も生きていれば発根した証拠です。勿論梅ノ木も開花受粉し結実すれば(種子)繁殖できます。「種子」ができなくても挿し木で繁殖できれば、果実は早く採れる。
例外はありますが植物は挿し木(栄養繁殖)で繁殖できます(農業の現場では動物はできません)
植物は「万能細胞」で植物以外の生き物の最後の食べ物は植物です。「動物」の食べ物は動物です。

植物しか食べない動物は(草食動物)既に「種」の生き残りを賭けて生き残った「種」と思われます。食物連鎖から「棲み分け」により「ベジタリアン?」になった。人間は何でも食べます。何でも食べて(殺生)繁栄した。従って欲望も果てしない。究極の「欲望」は生き抜く事(食べる)ですからもう既に「人類」は「種」としては滅亡に向かっていると思われます。

腹を満たすだけでなく過剰に食べ(あるいは過剰に食べない)自らの心身を壊す。
では植物は何を食べて自らを育み成長しているのか。
スーパーで買い物する時、レストランで食事する時、家族で食卓を囲む時、考えたことはありますか。
ロカヴォの「自然農法」は、太陽と雨(地下水)と風と土(土壌)から芽生えた緑の植物たち、彼らの生命力が充分発現できるように、目配りし手助けするだけです。この土地(梼原町松原)から生まれたもの(有機物)はこの土地に戻す。そしてこの土地で育った「種子」を蒔く。よそからこの土地や作物に何かを加えない。肥料農薬ホルモン剤天敵さえも。
そして何より「緑の植物」は自らの成長を完結しても(開花受粉種子)それ以上の食べ物を残してくれる。人間や土に住む微生物などに。これが私の食べ物=命の糧となります。自給自足です。

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コラード繁殖法 昨年春先種まきしたコラードがハウス内で大きくなり、秋に自重で倒れたので脇芽と下葉を刈ったら、茎が太く伸び2m以上に。生長点を残し長い茎を土に埋めたら茎の節目から発根発芽し写真のように成長繁殖し続けています。どこまで伸びるか何年生き残るか楽しみです。
ロカヴォのHPへの検索は「コラード」がなぜか多い。一年草も環境が変われば生き物は生き残ろうと生命力を発揮します。

果物栽培に挑戦中

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今年の2/7日、ハウス内温床に7粒蒔いたパパイヤが5粒発芽。12月1日、コブシ大の実がつきました。花は両性花で節毎に2個づつ着果しましたが、寒さとともに落下。松原農場も真冬はハウス内配管の水道も凍り付きますから、来春まで持つかどうか実験中。
45年以上前、本土復帰前の沖縄では未熟パパイヤが夏の貴重な野菜でした。
私の望みは春に黄色く熟した甘いパパイヤを食べること。

挑戦中の果物はマンゴージャボチカバフィンガーライムオリーブブルーベリーピスタチオカカオリンゴナシモモサクランボカキイチジクキウイレモンなど柑橘類は10種以上などなど。

完熟ハラペーニョは心温まる辛さです

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ハラペーニョの辛さは「痛い」辛さではなく「熱い」辛さです。ロカヴォの自家製柚子胡椒は2種類。赤い柚子胡椒は熟したゆず皮に完熟ハラペーニョをたっぷり入れゆず果汁を加え、ミキシング。約1ケ月熟成させ出来上がります(来春発売予定)。

緑の柚子胡椒は青いゆず皮に若いハラペーニョをたっぷり加えゆず果汁天然塩をミキシング。青臭さが新鮮な刺激です。

自家採種が持続生産には欠かせません

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11月4日四角豆はまだ花を咲かせています!ハウス内で他のつる性豆類は全て枯れあがり貧弱な種しか残していません。無農薬無肥料のロカヴォ農場で定着できる品種です。

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こちらは丸オクラ、露地栽培で雨に叩かれ外の殻はカビだらけ。中の丸い種はしっかり充実。
発芽試験をしてから来春種まき予定です。

異常気象でもカラタチは豊作です

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寒さ暑さに強いカラタチはあらゆる柑橘類の台木に欠かせません。
ロカヴォの松原農場では昨年からユズやレモン、フィンガーライムなどの台木として、
カラタチを1000本以上育てています。

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カラタチを輪切りすると種がぎっしり。果肉はほとんどありません。種取りは丸ごと土に埋め腐らせる。春先新芽が出始めたら堀上
ぎっしり発芽した芽を分けて鉢上げ、あるいは定植する。

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絞ると果汁と種は約30粒
新鮮な果汁は苦みもなくぬめりと微かな甘みもありちょっと美味しい。

ホップ毬花開花中

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今年の異常高温のハウス内で何故かホップの花「毬花」が見事に咲きました。
ホップは本来夏涼しい高冷地が産地です。高知県梼原町松原農場は標高約260M。
ハウス天井の晴天時は50℃を超えます。

ホップ毬花の天ぷらは香りと苦みが美味しい夏の一皿ですが、今日は10月4日。
今年もまた晴天日に収穫ー乾燥し、パン工房「シェムワ」でホップの天然酵母でパンを焼いてもらいます。

モリンガ 成長中

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スーパーフードモリンガ。春に種蒔きしたモリンガが樹高1Mを超えました。
今年の異常な暑さで亜熱帯性のヘチマやモリンガはとても元気です。
新鮮なモリンガの葉を野菜のように少しづつ食べています。
何がスーパーフードなのかミラクルなのか?自分の身体に聞いてみます。
樹高2Mで芯止めし横に枝を張り巡らそうと思います。
写真左手前はモロヘイヤ、奥は苦瓜と里芋です。 

今、地球環境は穏やかな一日も 約束してくれません

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2019.8.7ロカヴォ松原農場17:00 雷と叩きつける雨 湿度100%の大気 
秋の雲 地球を覆う生き物の住む薄い皮膜も小さな人間からは見上げる奥深い宇宙に繋がる果てしない空間です。

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亜熱帯産ヘチマは2か月で4m越え。1ヶ月の日照不足と強い陽射しでトマトは全滅。
辛うじて着果のミニトマトは房成のまま煮えています。ヘチマは鈴なり。

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紫インゲンと赤花豆 生きている事はそれだけで美しい。

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緑の豆の葉に溶け込むカマキリ。目線を合わせてはいけません。
私の視線とぶつかりました。

ハラペーニョー初収穫

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「世界一小さな美味しい植物園」でハラペーニョーが収穫となりました。ピーマンより肉厚で重い。写真の右、6個で100g以上あります。無農薬無肥料:自家採種での自然栽培です。
まだたくさんはありませんが野菜セットに1〜2パックなら入れられます。
100g入り¥500円です。冷凍あるいは酢漬けにすれば長期保存可能です。

ドライトマトづくりーエアルーム種12種MIX

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2019:6:16今シーズン最初のドライトマトづくりは12品種のエアルーム種mixです。

エアルームトマト初収穫

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2019.6.10エアルームトマト10品目 初収穫です。すべて自家採種品種です。

田んぼ(稲作)ように造成された圃場は表土が僅か18cm程度、造成され3年放置された圃場を7年前借り受け、多品目野菜ハーブなどを作付けしてきました。

無農薬無肥料での持続的作物栽培は、気まぐれな自然環境と気まぐれな社会環境にもめげずに、目に見えない無数の生き物たちと、目に見える限られた生き物たちとの言葉にならない対話で成立しています。小さな一粒のトマトにも噛み砕くと確かな一つの個性があります。

カラタチが見事に発芽

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カラタチは柑橘類の台木になります。寒さに強く病害虫にも強く痩せ地でも育ちます。
写真は一粒のカラタチの熟した果実を土の中で丸ごと腐らせそのまま、露地畑に昨年末埋め込みました。

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一粒から約30個の子供の誕生です。自然界の生命力です。

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未だ地上に出られず必死に太陽の光を求め芽吹くカラタチの種。

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090-7140-0721

担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。