春~夏の野の菜:山菜:ハーブ&スパイス:果物など

エアルームトマト苗づくり

自家採種トマトー発芽

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  • 自家採種したエアルームトマトが今年は約35品種。
  • 同じ採種法で全く発芽しなかった品種3点。今のところ原因不明。自家受粉しなかった?
  • 苗づくりの培土は、ハウス内の土に廃菌床と米糠と貝化石粉末のみ。
  • 今年は畑ネズミが活発に地下トンネル堀。 モグラより始末が悪い。

エアルームトマト鉢上げ

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  • 2月末日までの晴天の朝はほぼ氷点下の松原ハウス。
  • 2kwの電熱線と、ポリフィルムのトンネルの助けを借りて順調に鉢上げまで生育。
  • 3月中旬頃ハウス内に定植予定。
  • 今のところ病気発生無し。有翅アブラムシが多数ハウス内にいる。暖かくなる来週大発生の予感。

純国産鶏「さくら」、松原農場に移住

大雪でつぶれた四万川農場ハウスの鶏が、無事、松原農場のハウス内に移住しました。
純国産鶏「さくら」。
強い寒波と大雪の下での寒さと暗い湿気から、明るく強い陽射しの当る乾燥気味の土の上で、早速羽を広げて沐浴。 餌を食べ走り回り水を飲みまた食べる。雄鶏は得意げに大声で啼き、丸くなった雌鶏に乗り組み伏せる。陽が短く寒い間忘れていた卵を産み始めました。

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今朝の朝食はカリフラワーのカブ菜に米ぬかのふりかけ。1時間で根だけが残されています。ロカヴォの鶏は魚粉も配合飼料も食べていません。

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大きなカボチャは二つ割にしデザートに。皮だけ残りボールの器に成りました。米ぬかを入れた翌日は、カボチャの皮の器も見当たりません。

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深めのキャリーにヒノキのチップを敷き詰め、キャリーの半分を蓋で覆い小屋の片隅に。産卵には身を隠し安心できる場所が必要です。

2016年度ロカヴォの職業訓練校が開校します。

厚生労働省(高知労働局)認定の職業訓練校:ロカヴォ「多品目有機農業実践科」が5月18日開校となります。
期間は11月17日までの6ヶ月 。
安全で美味しい食べ物(農産物)を生産加工できる知識と技術を学び、実習し、農業生産をベースにした食関連業界への就職や、自立就農できる能力を身に付ける為の学校です。

募集期間 2016.3.25(金)〜2016.4.14(木)
申込先  参加希望者の現住所のハローワーク窓口で申込願います。
選考面接日 2016.4.27

場所     高知県高岡郡檮原町茶や谷77 [ロカヴォ茶や谷教室]
訓練内容カリキュラムなど、詳しい案内は下記募集チラシをご覧ください。

募集チラシ_H28年度.docx 
(なお、ロカヴォ「多品目有機農業実践科」は職業訓練受講給付金支給対象校です。) 

2016.1.24四万川ハウス倒壊4棟

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2016.1.23四万川A3ハウス雪倒壊-500.jpg

雪の重み(積雪50~70cm)で屋根が押し潰されたハウス。
間口6m×長さ50mの屋根が雪の重みで中央が陥没。フィルムは破れず天井のアーチパイプ、左右の角パイプをへし曲げてハウス中央の2畝に数10トンの圧力かかる。大雪の翌々日大雨となりハウスは巨大な水槽タンクとなる。写真は水抜き後の今日(31日)の状態。カーボロネロ、リーフレタスは生き残っています。

2016年自然からの贈り物

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2016年自然からの贈り物は寒波と大雪です。写真は1月25日四万川地区中の川の単棟ハウス4棟。間口6m×50mの4棟。モノクロ画像風雪景色。坂道道路も側溝も石垣も判別不能。50cm〜100cmの積雪で現場に中々近づけず、一晩での降雪に対応不能で3棟が陥没。雪国では日常的出来事ですが、ここは南国高知県檮原町。自然の脅威は受け入れ出来ますが、これから始まる人災は耐え難い。

2016.1中ノ川ハウスー500.jpg

まだこの2棟は持ち堪えています。晴れずに雨でも降れば重くなり耐えられません。
明日雪降ろしを試みます。 

どれも美味しいカボチャです。

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イタリア、フランスの巨大カボチャ。観賞用ではありません。冬に食べる貯蔵性の良い美味しいカボチャたち。
11月末の初雪(積雪10cm)の後、枯れ草の中から次々出て来る色とりどりの巨大カボチャ。その存在感に思わず笑ってしまいました。後ろの黒ずんだカボチャは鉄兜。一つ2㎏前後。手前の面々は8k以上のものも。スープやパイが何人分出来るのか、想像したくありません.
(カボチャは品種が多い為買い物カゴからは注文できません。鉄兜以外はどれも¥300/kgです。
 ご希望の品種ー色と形を指定願います。メールinfo@locavo.net)

カボチャのペースト作り

鉄兜ー500.jpg

カボチャのペースト作り。大きなまな板に、今日は魚ではなくカボチャ鉄兜。
慣れない手つきで包丁を突き刺したが切れない、抜けない。力任せに包丁をたたく、フランス人
エンジニア(リヨン出身)、不思議とまな板が 似合っています。
ハネムーンカップルで何故か四国の山奥ロカヴォに3週間のウーファーです。 
カボチャのペースト 400g ¥500
スープ、パイやパン、コロッケに濃厚なカボチャを満喫できます。 

寒さに弱い 新生姜収穫

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10月末、梼原の朝は5℃まで下がりました。寒さに弱い生姜は雨が少ない中、
昼間の強い陽射しと乾燥で白い肌を少し黄色に染め、辛味と香りを強めています。
    写真は1kg−有機栽培生姜1300円 (送料別)
         5kg−有機栽培生姜5000円 (送料無料)
ご注文はメール info@locavo.net

 買物カゴ http://locavo.net/shop.cgi?mode=yusuhara

がりー2015-500.jpg

自家用にお馴染みのガリを作りました。耐熱袋に入れ煮沸し冷蔵すれば1月以上は大丈夫です。
其の他の保存はスライスし乾燥後粉末に、或いは生のままミキサーでペースト状にし冷凍など。 

秋冬野菜が育ってきました

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カタローニャとブロッコリー。 スペインカタローニャ地方のリーフレタスはもうすぐ収穫です。収穫されると次はブロッコリーが大きく枝葉を広げ12月には花芽が付き、お馴染みのブロッコリーとなります。

ワイルドガーデンケール

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  • ワイルドガーデンケールには綺麗な色合いが色々あります。
  • 生で食べても炒めても、煮込んでも美味しい味の在るケールです。

カーボロネロ

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  • イタリアトスカーナ地方の特産野菜。別名黒キャベツ。大きくなると葉が細かくチジれ肉厚となります。
  • 食べ方はキャベツと同じ。炒めたりスープで煮込んだりします。

松原農場での試み

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「人参の中の雑草を取る」のではなく、「雑草の中から人参を採る」。多種類の雑草が勢いよく生える畑は豊かな土壌の証しです。但し太陽の光が作物に当たらなければ作物は草たちに負けてしまいますから、人参の生育より少し早目に草取りをします。
ロカヴォではハウスの中はトラクターで耕しません。畝間の通路に菌床(梼原の広葉樹のオガコに椎茸菌を培養し数回椎茸の収穫が終わったブロック)を敷き詰め、米ぬかを加えさらに作物の残材、カヤなどの雑草を加え散水します。ひと月もすると椎茸菌(白色腐朽菌)をはじめ様々な菌や微生物、ダンゴ虫などの小動物までもが繁殖し足元の土はフカフカになります。収穫の終わった畝は次は通路になり、今までの通路は作物の畝になります。この繰り返し。

虫に食われ或いは病気などでなくなった作物跡には次々種まき或いは苗を定植します。イメージとしては雑然と多様な野菜ハーブなどが常に混沌と生茂り成長したものは収穫され、また生えてくる。多様に自生した雑草畑の再現です。

エアルームトマトを美味しく食べるピザに挑戦

「チーズののってないピザなどピザではない」の若い女性の大きな声を静かに無視し、エアルームトマトの赤系2種と、クリーム系と果肉の緑の大玉の3食をトッピング。ベースのトマトソースもシンプルに、完熟赤をニンニク、唐辛子、タマネギで少し香ばしく煮詰め、塩コショウのみ。敢えてハーブも使わない。
但し緑のトマトの裏にバジルペーストを塗りました。最後に上から塩を振りオリーブオイルを回し掛け。

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300℃のオーブンで少し時間をかけてじっくり焼く。松原シェムワの厨房での料理教室。
都合10枚のピザが思い思いに出来上がり皆で試食。カナダからの若い男性ウーファー2名は「美味い、美味しいです」の片言でひたすら食べる。チーズに飢えてる人は何でもうまい。
エアルームトマトだけのピザは、熱いトマト果汁が口の中に 溢れ、酸味とトマトの甘い香りが噛む度にやさしく繰り返される。豊かさの極み。チーズが無くても美味しいピザは食べられる結論でした。

エアルームトマトの種とりー自家採種

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2015年8月エアルームトマト1回目の種取り14品目。猛烈な暑さの中、固有種の遺伝子は世代交代出来たのでしょうか。取り敢えず冷蔵庫で休眠願います。
エアルームトマト種取りの手順。

種取り用の個体を決定ー完熟まで採り残しー収穫ー追熟ー果肉を分離ー乾燥ー水洗いー乾燥ー冷蔵乾燥保存ー発芽試験ー播種。 

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4期目の職業訓練学校の募集が始まります

ロカヴォの多品目有機農業実践科の募集が始まります。
募集期間   平成27年7月15日(水)〜平成27年8月4日(火)
申込窓口   現住所のハローワークで、高知県の有機農業職業訓練校、ロカヴォで申し込み。
詳しくは       募集チラシ.docxー2015.9.docx

 直接のお問い合わせは  090-7140-0721高津Takatsu まで

大豆の脱穀ー500.jpg

大豆、小麦、小豆などの脱穀は少量なので人手で脱穀選別します。

エアルームトマトを乾燥させます

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エアルームトマト27品種を少しづつドライトマトにしてみます。鮮やかな多彩な色合いは多分残りませんが、それぞれの個性ある風味は残るでしょう。何十色ものバリエイションのドライトマトが並ぶ光景は想像するだけで楽しい。使いみちを考えるとイメージが湧いてきます。

今週の有機野菜出荷品目(5/31〜6/6)

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雨が降りません。小麦が急に黄金色に輝き始めました。来週収穫予定?です。
秋にどんなパンが出来るか楽しみです。

今週の出荷品目  ズッキーニ(黄、緑):ブロッコリー:スウヨウきゅうり:新タマネギ(赤、黄):インゲン:
小松菜壬生菜(少々虫食いあり):コラードグリーン:サラダボール:レッドロメイン:葉付人参:短根牛蒡:
ニラ:青ネギ:法蓮草:ラディシュ:バジル:青ジソ:エゴマなどのフレッシュハーブなど:ベジタリアン鶏卵少々。

エアルームトマト27品目の出荷は、今週ミニトマトから収穫が始まります。
季節の有機野菜セット3000:5000円でお試しください。 

2015.9月1日 4回目の有機農業実践科が開校となります

4回目の多品目有機農業実践科(6ヶ月コース)が9月1日開校となります。
今は 自然環境だけでなく社会環境も不安定、不透明な時代です。
どんな環境の変化に在っても、自身や家族、大切な人の食べ物を自給生産できる力を身に付け
心身とも健康な生活を築き、それを持続出来る術が必要です。
エネルギーを失いつつある過疎の田舎には、皮肉にも「自然」が生き返りつつあります。
この「自然環境」に寄り添いながら
安心して食べられる身体に美味しい食べ物を育て食べる事が、
新しい人間関係=新しい仕事を産み育てる事に繋がります。
生き物の在り様を一緒に学び、新鮮な食べ物を育て、食べる喜びを分かち合える

人の参加をお待ちしています。
ロカヴォの職業訓練学校の詳しい資料、お問い合わせはこちら。
 募集チラシ.docxー2015.9.docx
担当 090-7140-0721  C. takatu  

エアルームトマト挿し木 定植

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4/9に挿し木したエアルームトマトが活着し生育中です。
トマトを沢山収穫するには、栄養成長と生殖成長をバランス良く持続出来るかどうかです。このバランスとは何かが難しい。

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写真の2品種とも脇芽を挿し木したものですから、花芽が確認できますが、子供を作るにはまだ体力も、年齢の積み重ねも足りません。花芽を取り除き、樹勢を強くしてからの花芽を残します。しかし樹勢が強くなり過ぎると(N過剰)花芽が付きません。
バランスの難しさです。 

エアルームトマトの挿し芽

(エアルームトマトとは、この地球上に棲む様々な民族、地域、家族の中で長い間伝承されてきた固有種のトマトです)。
昨年度から本格的に試作をはじめ、今年は約30種栽培試験中。
梼原の自然環境に順応できるかどうかー栽培植物としての各品種の特徴の把握ー現地での利用法の確認ー日本での活用法の開発まで、年月をかけ追い求めます。

エアルームトマト播種床

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  • 写真は今季2回目の播種床
  • 品種により発芽状態は色々
  • 写真左はバジルの苗

エアルームトマト挿し木

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  • 写真は今期2回目の挿し木
  • 前回4/5挿し木ー鉢上げ4/19日。発根率100%
  • 挿し木培土ーゼオライト+貝化石

エアルームトマト発根

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  • エアルームトマトの脇芽を挿し木し丁度2週間、見事に発根。
  • 松原の朝は未だ冷え込むが昼間の陽射しは強く暑い。差し芽が萎れない様に葉を落とし3日程の日除けが必要。

エアルームトマト挿し木苗

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  • 鉢上げ後、活着したら本圃へ定植。
  • 脇芽利用の栄養繁殖(挿し木)の問題はこれからが難しい。
  • 花はすぐ着くが、樹勢を維持してから着果させる必要

春の強い陽射しで日光浴

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3月末の松原農場。珍しく晴天続き。いろいろな種蒔きやトマトの土づくりー定植など、忙しい仕事が一段落。
朝は冷え込みハウスの中でもバケツの水に薄氷が張りましたが、昼の陽射しは強く、輝いています。
露地畑の草取りは今年初めて。ニンニク、タマネギのマルチ栽培ですから簡単です。強い陽射しを全身に浴び、頭は空っぽでも何故か幸せなひととき。長い手足の外人さんは座り込んでの作業です。
イスラエル、オーストラリア、ポーランドと日本の研修生3名。食事の時とは別人となり、静かに淡々と草取りに夢中?です。 

新発売 エスカロール(広葉エンダイブ)

エスカロール

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  • エンダイブの広葉タイプ
  • 軟白した葉は綺麗な萌木色で、ほろ苦く滑らかな舌触りが特徴。
  • 手で葉を千切り、ドレッシングで良く和える。サラダが絶品。
  • 肉料理に添えて、バターで炒めても美味しい。

紫ブロッコリー

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  • 細かく枝分かれした美しい紫色のブロッコリー。
  • 生でも柔らかく甘みもあり美味しい。
  • 加熱すると色落ちするので茹でる時は軽く火を通す。
  • サラダの彩に良い。

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担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。