エアルーム(世界各地の固定種固有種)トマト苗づくり

2015年2月17日現在の松原農場苗床(温床)の写真です。
エアルームトマトーミニと中玉品種25種類。ようやく本葉が出始めました。これから天候を見ながら鉢上げ―定植-活着まで気が抜けません。畳一畳程度の小さな苗床に保温の為の電熱線を敷き込み、発芽―初期生育を図ります。外気より暖かい苗床の中にコオロギ一匹入ると、夜中にトマトの赤ちゃん苗を5本や10本いとも簡単に食いちぎります。
湿気が多ければナメクジが、土に隠れていた蛾の幼虫も油断できません。夜中に活動する彼らを見つけるには私も夜中に活動します。
殺虫剤は簡単です。苗床培土に初めに混ぜるだけで苗床の害虫問題はほぼ解決ですが、一回使うと
何故かトマトの収穫が終わるまで使い続けることに為ります。なぜでしょう。
ロカヴォの野菜栽培は虫に食われ、病気にもなりますが全滅はしません。シブトク生き残りの中から見た目も綺麗なモノを出荷します。出荷できない野菜は鶏が食べ、スタッフが食べ私も食べます。
自分が少しだけ手を掛け見守り?自分で調理し食べる。
今日の昼飯はシェムワのバッケットと根菜類の煮込み。
タマネギを炒め、人参、カブ、コールラビ―、青大根、ジャガイモを大きめに切り、夏に冷凍しておいたトマトピューレを加え、蓋をして蒸し煮。水分があまり出ないので菜花とサボイキャベツのかたそうな外葉を加え、塩を全体に振り蓋をし、もう一度蒸し煮。やけに甘い旨味。
「うまい、それなりに美味い、美味しいだろう?」 目の前の研修生も「美味しいです」
「それなら今度は私に何か作って食べさせてくれ」「、、、、、」ハウスの中での昼飯はこんな感じとなります。