トマトは湯むきせず包丁で皮をむく。(皮むきなど面倒だの人はサラダなど作らず塩でもつけて齧ってください)へたをくり抜いたら大きく角切りにする。ボウルに入れ、ラップして冷蔵庫に。玉ねぎはみじん切り、あるいはスライスでもよい。軽く塩もみし水気を切ってトマトに加える。キュウリは乱切りしトマトの器に入れる。ドレッシングはヴィネガー2:オイル1ぐらいの酸っぱいのを少々。後は粒コショウ少々。(ドレッシングに塩は入れない)全部を軽く混ぜれば出来上がり。

何だ変わり映えしないタダのサラダだと思った人は想像力と繊細さに欠ける(失礼しました)

このサラダはまず食べずらい。乱切りキュウリは箸ではなかなか持てない、大きなトマトはどうにか持てるが、キュウリとトマトと玉ねぎを一緒に味わうには器からかき込むしかない。口の中でも堅いキュウリが暴れやっぱり食べずらい。行儀作法に頓着しない人は、遂に箸を突き刺す。

結局口一杯頬張った人も、箸を突き刺し食べた人も、それぞれの野菜をしっかり噛み砕き食べることとなる。油でツルッと口に入れ、ちょっと奥歯で捕えずらいな酸っぱいなと意識が働きながら、ようやく噛むかむ。酸味、かすかな塩気、胡椒の香りと熱さの後に玉ねぎキュウリトマトが鮮やかに起ち上がる。(畑でそのままかじる方が早い、どこが違うのとまだ言い張る人は、夜のハウスに忍び込み熟したトマトしか食べない野生動物達と友達になれます)

バジル、フェンネル、青紫蘇などを加えるときはキュウリは入れず、トマトも厚い輪切りにし、冷蔵庫でしばらく寝かせ、ハーブの香りを油に馴染ませる方が美味しい。

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収穫直後のジャガイモです 。三月に大雪と強い寒波で今年の露地野菜は不作です。ジャガイモもこんな形になりました。(冗談です。寒波とハート型のジャガイモは多分関係ありません)これを種イモにして来年はこの形のジャガイモを沢山作りたいと思います(できません)

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担当:高津

四国カルストの麓、環境モデル都市梼原町で25年以上有機野菜:ハーブ:穀物などを栽培し、自家用に鶏や食用ウサギなども飼ってきました。
2018年より一人松原農場に専念し「専門植物園」として「日本植物園協会」の認定を、今、目指しています。
「小さな美味しい植物園」は人間が食べる植物(野菜果物ハーブ穀物など)を500品目以上年間切らさず生産展示。勿論無農薬無肥料、土壌と作物に一切の「商品」を添加しない「自然農法」です。
自家採種100%が梼原町の固定種を産み出します。食べ物の自給自足=地域自給こそが地球環境の激変=社会環境の劣化から「大切な人」を守る残された唯一の道です。